S2使用構築 ふわふわギガドリ
はじめまして、コウというものです。
初めてレート2000を達成することができたので構築記事を書いてみました。今シーズンもうレートに潜る時間も記事を書く時間もあるか怪しいので、シーズン途中の構築記事投下をお許しください。記事を書くのもこれまた初めてなので拙い文章ですが何卒よろしくお願いします。
以下常体。
潜り始めとは構築がかなり変わってしまったが
レート2000を達成したときのパーティーのポケモンたち。
メガボーマンダでかすぎて草。
〈構築の経緯〉
サンムーンになって特性砂起こしが追加されたことにより大幅強化されたギガイアスを使ってみたいと思い、バンク解禁に伴ってドリュウズを軸に添えたギガドリマンダ(語呂がかっこよすぎる)で構築を組んだ。
始めはORASのバンドリマンダを模倣し、カプを混ぜて7世代風にギガドリマンダレヒレガッサコケコみたいな並びを使っていた。ただ、ギガドリマンダ以外の3体の並びが自分的にしっくりこなかったためここの枠は色々試行錯誤していた。
そんな中、カグヤナットに宿り木されただけで負けた試合を経験。これがあまりにウザかったためカグヤナットとかいうオタクポケを殲滅することを決意する。
カグヤナットを自らの手でぶちのめすためには露骨な対策枠(炎枠)を入れて選出を抑制しては意味がない。選出させなければならない。そこで相手がカグヤやらナットやらを出しやすいように構築を組みなおし、逆に選出させてこちらがぶちハメ殺すことのできる上記の構築に落ち着いた。(ガモス入れろ)
ギガイアスを活躍させるつもりが結果的に裏選出が多くなった()
〈個体説明〉
性格:意地っ張り 特性:砂起こし @さらさら岩
H244 B44 D220 ステロ 重力 岩封 爆発
C200テテフのSFサイキネを2耐え
A172バシャの膝を8割くらいで耐え(ランドの地震とかは確定耐え)
砂展開の起爆剤。裏選出が多くなったと書いたが、今回の構築はこいつがいなければ始まらない。カバとバンギの中間体のような存在だが裏に砂および重力のターンを残せる大爆発が非常に強力。退場することに意味があるためゴーストタイプの前でも平然と爆発する爆弾岩。火力もそれなりに高く、Aは補正のみだが爆発はB4コケコ以下の耐久ラインのポケモンを1撃で飛ばせる。
ステロ重力のどちらも展開できることは稀であるため相手の構築を見てどちらを優先的に選択するかを判断する。カグヤ含め浮いているポケモンを重力で引きずり落とせるため、カババンギ砂よりは浮いてるポケモンに強めではある(重いのに変わりはない)。重力下でドリュがサンダーやカグヤ、カイリュー等に地面技打てるとすごく気分がいい。
使いたいからという理由で使っていたが砂の始動役としては岩タイプによる砂下での特殊耐久力、フェアリーが弱点でない、重力や爆発できるなどの点でカバ、バンギとは違うベクトルの強さを有していた。
性格:意地っ張り 特性:砂かき @地面Z
A212 B148 S148 地震 アイヘ 雪崩 剣舞
A156ミミッキュのシャドクロZ+影うちを9割強で耐え
砂下で最速スカガブ抜き
砂エース。ギガイアスからつないで暴れる。全抜きを皮かぶって止めてくるミミッキュ用に耐久を振った。こうすることで死に出しでミミッキュを出されても耐えてアイヘ2回で倒すことができる。呪いZや鬼火持ちも選出されていたのかもしれないが、選出された半数のミミッキュを怯ませたのでよく分からない。
この耐久調整は思わぬところで生き、メガグロスやカバの地震を耐えたり剣舞後不一致イカサマを耐えたりできる。これで勝ちを拾ったこともあった。地震Z警戒で裏に引かれることもあったためZを飛ばすタイミングは吟味していた。
数多のポケモンを怯ませた犯罪者だが、その名に恥じない活躍を見せてくれた。
調整の計算をしてくれたテトまる君に圧倒的感謝。
性格:意地っ張り 特性:威嚇→スカイスキン @メガ石
H244 A156 B4 D52 S52 竜舞 身代わり 羽休め 恩返し
H奇数最大
威嚇込でA122カグヤのヘビボンを身代わりが余裕で耐え
C216霊獣ボルトのめざ氷耐え
最速ギャラ抜き
残りA
ORASの時どこかで見た調整を勝手に採用。最初は両刀マンダだったがテテフライドの加入により身代わり羽竜舞にした。
砂パのお供。種族値の暴力を体現したポケモンであり、高火力高耐久により敵をねじ伏せていく。霊獣ボルトはそこそこ見かけたためこの耐久ラインが役に立つこともままあったように感じる。構築の軸であるギガドリマンダ、テテフライドマンダの重要ポジションであり最終的にこの構築の根幹をなしていた。
2000チャレンジの際、フワライドバトンからつないでAS3段階D1段階回避6段階上昇身代わり状態となり流石に対戦相手に申し訳なかった。
性格:臆病 特性:サイコメイカー @気合の襷
C252 S252 D4 サイキネ ムンフォ 挑発 リフレク
CSぶっぱ
テテフライドマンダで選出するときの展開役。カグヤナットを闇に誘う。
フワライドのシードの種類は何でもいいためここはカプ4体のどれでもいいのだが、コケコはカグヤを呼ばなくなる要因となるため却下、レヒレブルルはその耐久力から適当なタイミングで落ちてくれなさそうなので却下、結果テテフが残った。実際テテフはカプの中では最も使用率が高く、相手にテテフがいた時でもシードを発動できるようフワライドをサイコシードにするという観点からもここの枠はテテフしかあり得ない。
フワライドに対してSFを残したいため雑に扱う。とはいえテテフ自体相当強力であるため不特定多数の相手に対して展開役以上の仕事もしてくれた。
相手にカグヤナットがいる際はこいつらの前で挑発リフレクをし、次にフワライドで身代わり→小さくなる→バトンをし、マンダにつないで竜舞ガン積みして試合を終わらせる。カグヤナットに対して取り立てて書いているが、別にカグヤナットがいなくても普通にテテフライドマンダは選出する。
悪タイプはテテフが抑えてくれており、フワライドが小さくなるに当たって電気、ゴースト、岩、氷タイプが怖いため、そこに強い砂とは相性が良かった。(ゴーストはミミッキュゲンガーガルドが大半であるためドリュが刺さる)
・フワライド
性格:図太い 特性:軽業 @サイコシード
B244 D252 S12 身代わり 小さくなる バトン シャドボ
リフレク下でA122カグヤのヘビボンを身代わりが余裕で耐え(縮小してない状態)
軽業後準速フェローチェ抜き
残り耐久
SF下で繰り出した瞬間D1段階S2段階上昇し小さくなり始める害悪の極み。
と言いつつも避けないときは避けずに急所に当たったり凍ったりして散っていくためご愛敬。
SF下で小さくなってマンダにつなぐだけ。それ以外は何もない。
1回全抜きしてワロタ。
性格:意地っ張り 特性:ビブスト @拘りスカーフ
H52 A244 B4 D4 S204 リフブレ スマホ 聖剣 辻斬り
B4メガグロスを辻斬りで確定2発
準速スカガブ抜き
砂選出及びライドバトン展開は相手のミミゲコマンムーレヒレブルルあたりが重たいためそういったポケモンに強いスカーフカミツルギを採用。レヒレ等が選出されないこともあり、かなり相手の選出に圧力をかけていたのかもしれない。
A実数値255という意味の分からない数値を持っているためブースト発動すれば全抜きが視野に入る。火力アイテムなし不一致70技でメガグロス2発圏内に押し込めるのはのは現環境でこいつくらいである。
ブルルドヒドイデをよく選出された(ブルルでフィールド展開及びドヒドイデが黒い霧できるから?)が、ブルル対面でリフブレを打つと試合が終了した。
また選出抑制のみならずステロ展開からの全抜き役にもなれるためパーティの選出を柔軟にしてくれた。終盤の掃討役も担える。
まあ他にも適役はいそうな枠ではある。
〈選出パターン〉
①表選出 ギガイアス+マンダorドリュorツルギ(この中から2体)
②裏選出 テテフ+ライド+マンダ
のいずれか。刺さっていると思われる方を出す。どっちが刺さっているかの判断が付きにくいときは確率勝負に持ち込める②で選出を行う。
構築を使ってみた感想だがメガグロスが重い。ドリュとの縛り関係を逆転させるには砂をまく必要がありギガイアスがアイヘで怯んで仕事せずに落ちる、バトン展開でテテフ出すとアイヘで怯んで仕事できずに落ちるand思念強化となるなどヤバみしかない。カミツルギで辻斬り打って相手を驚かせるかフワライドが避けることを祈る。
吠えるカバにもなす術がないが今シーズンのカバがリザYと組んでいることが多く、このパターンのカバは物理受けに徹する故に吠えるが入りづらく助かっていた。とはいえ僕のマッチングがよかっただけかもしれない。
一回1960まで行ったのちレートの闇に飲まれて1700まで落ちてからこの構築を使い始めたが、そこから100戦くらいで2000に到達できたためよかった。レートに真面目に潜り始めたのはサンムーンからであるが、2000に乗れたことをとてもうれしく思う。(記事書いてて犯罪対戦しかしてない気がしてきた)
ただ体感砂選出3割バトン展開選出7割くらいであり、ギガドリを積極的に選出できなかったのは個人的に反省点。砂対策が厚くバトンに対しての対策が甘い相手が多かったため、バトン選出に偏りがちになってしまったが仕方ないかもしれない。
最後に対戦してくださった方ありがとうございました。またの機会レートでお会いすることがあればその時はよろしくお願いします。